飛べないてんとう虫?!高校生のアイデアで農家の人が笑顔に! [オススメ情報]
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てんとう虫を知らない人はいないでしょう。
丸くて黒い点があって…
今更説明するほどでも無いですね!
しかし、そのてんとう虫ですが、飛ばないヤツがいるという事です!
てんとう虫はアブラムシを食べるって、これも常識ですね。
そのアブラムシですが、野菜や花の害虫で、農家の人が頭を悩ませている虫です。
農薬を使えば、アブラムシを駆除出来るのですが、安心で安全な物を作るのであれば
なるべく農薬は使いたく無いですよね。
そこで、考えられたのがアブラムシの天敵『てんとう虫』です。
てんとう虫はアブラムシなどの天敵(補食)という事を利用して、農薬を使わない駆除方法として注目されています。
しかし!問題が…
てんとう虫は飛ぶんです!
そう!飛んで行ってしまうので、肝心な時にてんとう虫が不在という事が起きてしまうのだとか。
そこで、開発されたのが『飛ばないてんとう虫』
何でも、飛ぶのがヘタなてんとう虫を集めて、交配を繰り返して行くと、やがて飛ばないてんとう虫が出てきたという事なんです。
“飛ばない”という事は、テクテク歩いて、ひたすらアブラムシを「ムシャムシャ…」駆除し続けてくれるという事です。
いや〜、てんとう虫さん、ご苦労様です!
が、しかし、人間の都合で特殊な生き物を作ると、てんとう虫の個体への悪影響が気になります…。
そこで、開発されたのが『飛べないてんとう虫』
??一緒じゃないか!
いえ、よく見て下さい。
『飛ばないてんとう虫』
『飛べないてんとう虫』
そう!飛べないんです。
その理由は、飛べなくしたんです!
何と、特殊な接着剤でてんとう虫の羽を固めて、飛べなくしているんです。
こっちの方が、てんとう虫にとって良く無いんじゃないのか?と思いましたが、そうではありません。
この接着剤は自然に優しい物で、テントウムシからも2週間ほどでキレイにはがれるという事です。
実験では500匹ほどのてんとう虫を使いましたが、死んだのはゼロ!
その後、飛ぶのに支障もなく、通常の寿命にも影響は無かったそうです。
自然にも優しく、てんとう虫の個体への影響も無し!
かなりエコな開発です。
が、1匹1匹チマチマ接着剤で羽をくっ付けるのって、ものすご〜く手間なんじゃ?
そこは、何と斬新なアイデアで大量生産が実現しているようです。
使うのは『掃除機』
「吸い込んじゃったら死んじゃう!」
と思ったんですが、大丈夫。
吸い込み口にアミを付け、てんとう虫を一気に集めます。
そこで、接着剤を「チュッチュ…」と付けて行くのです。
1匹にかかる時間は約2秒。
イヤイヤ、本当にてんとう虫さん、お疲れ様です。
これからも、頑張ってアブラムシをじゃんじゃん食べちゃって下さい。
よろしくお願いします♪
ちなみに、この『飛べなくしたてんとう虫』を開発したのは高校生だとか!
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2014-02-05 19:55
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